ミッション系グローバル大学といえば、上智大学。上智大学は、ギリシャ語由来の「ソフィア(叡智)」という名前でも親しまれています。今回は上智大学(SOPHIA)の魅力や難易度を徹底解説していきたいと思います。


もくじ

上智大学ってどんな大学? 

上智大学の歴史

上智大学の起源は古く、聖フランスシスコ・ザビエルが日本での大学創立を訴えたことから始まります。このため、日本で唯一のカトリック系神学部を有した大学です。大学としての歴史は2023年に創立110年を迎えます。
キャンパスは四谷、目白聖母、石神井、秦野の首都圏他に、大阪にサテライトキャンパスがあります。

学部

神学部
文学部
総合人間科学部
法学部
経済学部
外国語学部
総合グローバル学部
国際教養学部
理工学部

上智大学のココがいい!

ここは日本?!

上智大学といえば、やはり国際色が豊かなグローバルな大学として有名。四谷キャンパスに一歩、足を踏み入れると、英語だけでなく様々な言語が聞こえてきます。
上智大学全体では、92ヶ国の学生(2020年5月現在)が在籍しています。日本にいながらにして留学の気分が味わえるのも、上智大学ならではですね。

充実の留学制度

上智大学は、世界各地の300校以上の大学と交換留学協定を結んでいます。その他にも、一般留学(学位授与権のある大学に留学)や短期留学制度が充実しています。また、留学サポート相談や留学生希望者への専用サイトなど、手厚い留学支援が魅力の一つです。

就職実績もグローバル

上智大学の卒業生就職先ランキング(2021年度卒業生)を見ると、就職先もグローバル。ランキング1位に英語を社内公用語とする楽天や、2位ANAなど世界で活躍できる人材を輩出しています。文系だけでなく、理系の大手メーカーにも強いです。

ソフィアタワー

四谷キャンパスの6号館として、2017年に地上17階、地下1階 の「ソフィアタワー」が竣工しました。こちらは、上智大学の教室はもちろんのこと、あおぞら銀行の本社が入るなど、教育研究施設とオフィスビルが融合したビルです。上智大学から、あおぞら銀行のインターンシップの受け入れなど新しい形で相乗効果を発揮するビルとしても注目を集めています。

見どころたくさん

四谷キャンパス周辺は、実は見どころもたくさん。四ツ谷駅(各路線)から7分ほど歩くと、迎賓館赤坂離宮があります。今年の5月には、アメリカのバイデン大統領と岸田総理大臣の首脳会談が行われたことでも有名です。一般公開もされているので、貴重な建築物とその雰囲気を十分に感じられます。
また、数年前にはアニメ映画「君の名は。」の聖地巡礼としても多くの方が訪れました。四ツ谷駅を拠点に、須賀神社の階段、街並みなど散策するのも楽しいです。

出身有名人

青山テルマ(歌手)
井上ひさし(小説家)
阿部亮平(アイドル)

上智大学の合格者数

過去3年間の合格者数

高校名202020212022
泉丘448
二水25
小松424
桜丘
七尾1
大聖
明峰
志賀1
西2
明倫
錦丘1
金附148
星稜
北陸
金沢
スクロールできます→

上智大学の受験難易度

学部偏差値
62.5~67.5
55.0
外国語60.0~70.0
総合人間科学57.5~70.0
総合グローバル65.0〜67.5
65.0
経済60.0~70.0
理工60.0~62.5
河合塾

上智大学の倍率

学部20202021 2022
6.84.55.1
文学4.23.63.1
総合人間科学6.16.24.3
5.43.73.1
経済6.84.83.5
外国語3.92.72.4
総合グローバル4.83.73.4
理工3.92.92.7
卒業後の進路

以下、学部ごとの2021年度卒業生の進路です。

神学部
就職先の内訳は、教育(26.9%)、小売(19.2%)、製造(15.4%)
多くの卒業生はカトリック教会の司祭や修道者やカトリック学校の教職という道を選んでいます。

文学部
”文”学部の文は文学の文ではなく「人文の学部」です。そのため、外国の文学も専門的に学べますが、哲学・歴史・芸術・言語・メディア・情報・ジャーナリズム・身体文化など、人文学から社会科学や自然科学まで、幅広く学ぶことができます。
就職先の内訳は、情報・通信(32.9%)、製造(14.1%)、小売(11.2%)と情報通信業界に多く進んでいます。

総合人間科学部
就職先の内訳は、情報・通信(16.7%)製造(10.8%)、金融(9.2%)と幅広い分野に進んでいます。

総合グローバル学部
情報・通信(25.9%)、製造(14.6%)、小売(14.6%)情報・通信も多いのですが、小売の有名企業への就職者が多い傾向にあります。

国際教養学部
情報・通信(22.9%)、調査・専門サービス(13.8%)、製造(13.8%)、金融(12,8%)外資系企業に進む人が多いため将来外資系企業で働きたい人にぴったりの学部ですね!

法学部
金融(17.6%)、製造(16.2%)、情報・通信(15.4%)、調査・専門サービス(13.6%)、公務員(11.4%)金融業、保険業や製造業に進む人が多いです。また、公務員になる人も多く見られます。

経済学部
情報・通信(29.9%)、製造(17.7%)、金融(16.0%)、調査・専門サービス(12.5%)

外国語学部
情報・通信(20.7%)、製造(18.2%)、小売(14.7%)、調査・専門サービス(10.0%)
外国語学科は上智の名門で海外有名大学への進学や国連機関、外資系企業に進む人もいます!

まとめ

歴史と伝統ある上智大学は、グローバル人材を育成することで、次世代を担っています。新たな時代を切り拓く、環境に身を置いてみてはいかがでしょうか。