金沢予備校 Great Grit が、富山大学に合格するためのメニューを公開します。

共通テストが終わり、私たちのサイトに多くのアクセスをいただいています。特に「金沢大学二次試験対策〜最後の1冊」という記事が人気です。そこで、今回は「富山大学の最後の1冊」をご紹介します。金沢大学とは傾向が全く異なります。


富山大学の英語

過去問(赤本)

まだ過去問を解いていない人は、すぐにやってください。必ず時間を測って制限時間内でやってくださいね。そして、大問1,2の長文が7割以上できた人は、作文の対策(Bプラン)をするか他の科目の学習をしましょう。それ以外の方にはAプランをお勧めします。単語が分からない人は「Sparta1(青)」を買って覚えてください。理由はこちらの記事に書いておきました。

A:長文問題 最後の1冊

富山大学の英語はとてもオーソドックスで、よくある長文問題です。内容を正しく理解して、正確に訳す必要があります。そこで、数日(15〜20時間程度)で仕上げられる長文問題集がThe Rules2です。1文1文丁寧に解説してありますので次の通り進めます。①出てきた単語を覚える → ②文構造を理解する → ③何度も音読する 音声を聞くときは、そのスピードで訳せるようにしてください。完璧になって、まだ時間があるなら、同じ著者のポラリス1で問題演習をしましょう。

B:英作文 最後の1冊

富山大学の英作文は配点が低く、易しめです。長文問題を優先し、余裕があれば英作文をすればいいです。苦手な人は「1冊でしっかり書ける本」、得意な人は「プラチナルール」で満点を目指しましょう。どちらも8〜15時間で終わります。テキストで8割完成し、添削は残りの2割を埋めて満点にするものです。学校や塾で添削指導をしてもらうのは、これらの教材で勉強してからにしてください。英単語の暗記はギリギリまで続けてください。

富山大学の数学

過去問(赤本)

まず過去問を一年分解いてください。必ず時間を測って制限時間内でやってくださいね。

文系数学 最後の2冊

理系数学 プラス1冊

「1冊」ではなく、「1シリーズ」になってしまいますが…「チェック&リピート」の苦手分野を一つずつ攻略していきましょう。直前にこんなにボリュームのある問題集はしないのが普通ですが、富山大学の二次試験は科目数が少ないので可能です。共通テスト後に初めて、やり切ることができますよ。文系ならⅠAとⅡB。理系ならⅢもやってください。時間的に厳しいなら、赤本を解いてできなかった分野だけでも構いません。富山大学の入試レベルの問題が大量に演習できます。特に、経済学部, 教育学部, 理学部, 工学部を数学1科目で受験する人は、時間に余裕がありますので、全部終わらせることは難しくありません。

富山大学の国語

現代文 最後の1冊

富山大学の現代文は1問で、長くて、記述問題が多いことが特徴です。その1問の内容を正しく読み取ることができないと、致命的です。現代文が苦手な人は「記述トレーニング」を最低3回は繰り返してください。構成や要旨の捉え方や、答え方など、読解と記述問題の解法がの学習が10〜15時間で終わります。時間があれば「CanPass」に進みます。

古文 最後の1冊

現代文同様1問。長くて、深くて、記述が多いのが特徴です。ラスト数週間で、文法には戻る時間はないので、読解や解法を学ぶのと同時に、出てきた単語や文法を覚えていきます。そして赤本を繰り返しましょう。隙間時間に古文単語の暗記をするといいでしょう。英単語は富大なら約4000語必要ですが、古文単語ならたったの約300語です。