人間というのはかなりアホでして、、、

映画を見て、どんなに感動して、

涙を流したとしても、

次の日には半分以上忘れます。

エビングハウスさんによりますと、

約70%忘れてしまうそうです。

映画の場合、印象に残ったシーンはハッキリと覚えていますが、

それ以外のシーンやセリフはほとんど覚えていませんよね。

感動した映画でもそうなのだから、

数学公式や英語の単語はもっと忘れやすくて当然です。

だから、忘れる前に繰り返すしかありません。

もうひとつ、同時に知っておきたいことがあります。

「忘れる」のは、「知らない」のとは全く異なります。

「忘れている」のなら、ちょとヒントがあれば思い出すことができます。

「ええと、、、『従う』って単語は・・・」と思い出せないとき、

「oで始まるやつ」というヒントをもらえば、すぐに”obey”と出てきます。

これは、「忘れている」状態です。

初めて”obey:従う”と知った人とは全く異なるのです。

だから、受験生なら、それまでに授業や試験勉強で一度覚えて、「忘れた」状態の知識が蓄積されています。だから、数週間で3年間の内容を復習したり、解けるようにできるのです。

入試直前にこれを読んでいくれる君!まだまだ成績は上がりますよ。

運動でもそう。中学時代にやっていて、もう3年以上していないスポーツがある人は、最初はヘタです。でも、しばらく練習すると、すぐ上手くなります。もちろん初心者とは全く違いますよね。

昔、ヒットした歌手が「懐かしの・・・」なんて番組で出てきて、歌が下手になっていてガッカリさせられることがありますね。練習してないからです。練習してから歌えば、すぐにまた上手く歌えるでしょう。

これらが「忘れている」状態です。

次の日には半分忘れるから繰り返す必要がある。

忘れているのは、知らないより何倍もよい状態だから、半年あれば受験勉強は完成する!

この2つだけは、忘れてはいけません。